『顕妙抄（日軌本）』以外は検索用ワードです。題簽と奥付とで書名が異なっています。
原本の二次複写です。４巻本を合綴してあります。原本には無い、4冊を通したページ番号がついています。
目次は本冊に合綴されていますが、索引は別冊です。
原本は天保九年、一乗院日軌の書写本です。遠壽院日久の名前もありますので、日久の元本からの書写だと思われます。
筆写時期から、現行の八巻本「顕妙抄」の祖型のようです。「日蓮宗事典」によれば、享保年間に日久が各種相伝書を整理してまとめた物が、明治時代に「顕妙抄」八巻として再編集されたとのことです。
白日孔版「顕妙抄」、宮崎英修編著「日蓮宗の祈祷法」に未記載の符・呪・守が記載されています。
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