言わずと知れた名機です。音質の決め手となるDACチップにはLUXMANの定価110万円のCDプレイヤーD-08uのDA変換部に搭載されたDACチップと同じバーブラウン社のPCM1792が左右チャンネル独立で使用されています。近年TAD社の最新DACであるDA-1000TXのDA変換部に「未だに別格のDACチップとして」搭載されて再び脚光を浴びたPCM1794は音質的にPCM1792と同スペックの物ですのでこちらのSOULNOTE dc1.0のポテンシャルが想像できるかと思います。PCM1792＆PCM1794は使いこなしが難しいようでDACチップ以外のデジタル部からアナログ部の設計で音質が大きく変わりますがSOULNOTE社設立初めての製品だけあって気合とコストの掛け方が尋常でなく中国製等の他の安価なPCM1792搭載の製品とは次元が違います。ナローレンジにまとめているために特にハイエンド機材で再生するとアラが目立ちうるさくなってしまうアニソンを含むJ-POPやJAZZ+ROCKのジャンルを聞くには現在でもトップクラスのDACかと思います。個人的にはCD再生でしたらSOULNOTE D-2と比べてもこちらのdc1.0がエネルギッシュさとボーカルの密度感が好ましい音質に感じました。対応音源はCD規格44.1kHz のみの硬派な仕様ですがこの音は貴重です。梱包直前にCDトランスポートからの信号をデジタル同軸入力へ接続して正常にアンプへのアナログ出力が動作する事を確認し動画も撮影しております。運送事故による破損以外での「自分が思っていた音と違った、故障をしているのではないか」等の理由での返品はご容赦下さい。天板などはきれいですが写真のようにフロントパネル正面に線キズと角に小さな打痕がありますのでご了承下さい。 電源ケーブルの付属品はございませんので別途ご用意をお願いします。あまり太くない例えばFundamental社の電源ケーブル等が本来のポテンシャルを発揮できるようです。